六星占術と言えば、細木数子さんのことを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
確かに、いろいろな戦術を基にして細木数子さんが編み出した占術であることは確かです。
ここでは、細木数子さんが編み出した占術とはどういうものかについて詳しく解説していますので、興味があればぜひともご一読ください。
六星占術とは?自分の運命星を出す
六星占術で占ってもらう場合は、まず自分の運命星を出すところから始めます。
運命星とは6つある星のことで、土星人・天王星人・金星人・木星人・火星人・水星人のことです。
この占いで必要なのは生年月日だけで良いので、生年月日を使って運命星を出すことになります。
最初のステップでは、運命数早見表を使って生年月日から運命数を割り出します。
運命数早見表についてはネットで探してみれば、探せるのではないでしょうか。
次のステップでは、運命数から1を引いたうえで、生まれた日を足し合わせて星数を出すということです。
星数が60を超過した場合は、60を引いた数字が星数になるということです。
たとえば、1977年(昭和52年)7月12日生まれの人であれば、運命数早見表で運命数が56と分かりますので、これから1を引いた55となります。
次のステップで55から12を足し合わせた67という星数が出てきますが、そこから60を引いた7というのが最終的な星数になります。
なぜ星数を出したのかというと、星数から自分の運命星を出すことができるからです。
・星数1~10:土星人
・星数11~20:金星人
・星数21~30:火星人
・星数31~40:天王星人
・星数41~50:木星人
・星数51~60:水星人
以上のように、星数と運命星の対応ができますので、これにより運命星を出してみてください。
先ほどの例で言うと、星数が7だったので、土星人が運命星に該当します。
干支からプラスマイナスを求める
運命星を出したのであれば、自分がプラスなのかマイナスなのかをチェックする必要があります。
運命星は6つありますが、それぞれにプラスマイナスがあるので、運命星のペアは合計で12個あるという風に認識してください。
プラスだからと言って運勢が良いというわけでもありませんし、マイナスだからと言って運勢が悪いわけではありませんので、そこのところは注意してください。
プラスにしてもマイナスにしても、それぞれで当然意味がありますので、その意味をしっかりと理解するようにしましょう。
干支からどのようにして±を判断するのかというのは、干支ごとにプラスとマイナスを割り当てているので、それを参考にしてください。
プラスは子・寅・辰・午・申・戌になり、マイナスは丑・卯・巳・未・酉・亥になります。
先ほどの例で言うと、1877年なので巳年になりますから、土星人マイナスということです。
零合星人かどうか確認する
基本的には6つの運命星にプラスマイナスの2つが合わさった12種類の分類になります。
ただし、これらの分類のほかに特殊な条件が加わった場合は、2つの運命が重なった零合星人という分類に該当します。
零合星人の出し方は、先ほどの運命星とプラスマイナスが出せているならばとても簡単です。
零合星人早見表を見て自分の運命星と干支を確認したらすぐに分かります。
たとえば、土星人マイナスの場合は、亥年の人が零合星人に該当し、その他の干支の場合は零合星人に該当しないということです。
運命星とプラスマイナス、零合星人の有無の3つが揃って、やっと鑑定の準備ができたということです。
この3つが揃って始めて、鑑定結果に意味が出てきます。
この3つを基にして占いをやっていき、最終的のどういう特徴があって、どういう運命が待っているのかが分かります。
相手の相性を確かめたい時は、相手の生年月日さえ知っていれば、運命星とプラスマイナス、零合星人の有無が分かりますので、自分と相手の相性を確かめることが可能です。
いろいろなことを占うことができるので、どういうことを占ってほしいのかを告げることで、どういう行く末になっているのかをチェックできます。
零合星人は2つの運命星の影響を受ける
零合星人は2つの運命星の影響を受けるために、多少運が良い時と悪い時の差が大きくなるので注意してください。
どの運命星の影響を受けるのかというと、土星人と天王星人、金星人と木星人、火星人と水星人です。
たとえば、土星人プラスの零合星人であれば、天王星人プラスの影響も受けるということです。
六星占術で使う運命周期とは何か?
運命周期というのは12周期あり、その中には有名な大殺界があります。
この運命周期というのは、運命星とプラスマイナス、零合星人の有無により年や月、日ごとの運命周期が決まっています。
これらにより運命が異なるということです。
零合星人の場合は、2つの運命星とプラスマイナスが運命に影響します。
運勢が両方とも良い場合は、これは相当良いことを表します。
しかし、運勢が両方とも悪い場合は、これは相当悪いことを表しますので、とくに注意をした方が良いでしょう。
12の運命周期の中では、小殺界・中殺界・大殺界には十分に注意をするようにしてください。
小殺界は4番目の健弱、中殺界は6番目の乱気、大殺界は10番目の陰影、11番目の停止、12番目の減退の3年間です。
これらの周期に入った場合は、大きな勝負をするべきではなく、自分の生活を見つめ直す時期に当てた方が良いでしょう。
これらの悪い周期に該当しない場合は、基本的に良い周期になるという風に思っておいてもよいでしょう。
しかし、運気が良い周期だからと言って、勝手気ままなことをしている場合は、それぞれの殺界でしっぺ返しを食らうことになるので、十分に気を付けてください。
運命周期に関しては、基本的に年をベースにしてもらっても構いません。
1年につき1つの周期が該当し、12年で一回りします。
そのため、大殺界は3年続くということです。
12番目の減退が終了したら、1番目の種子に戻るということです。
運命周期は年だけでなく、月や日にも対応したものがあります。
月であれば1ヶ月につき1つの周期が該当し、1年で一回りするということです。
日であれば1日につき1つの周期が該当し、12日で一回りするということです。
幸せになるために六星占術を活用しよう!
六星占術の鑑定においては、当たる当たらないというのはあまり関係のないことです。
そういうことよりも、占いの結果を受けて幸せになるためにどうすればよいのかを考えることに意味があります。
幸せにつなげていかないと意味が無いということです。
運命星と運命周期、相手との相性が分かれば、何にしても占うことができるのは間違いありません。
自分が困ったことがあれば、それを道しるべにして生きて行けば良いということです。
占いと言えば恋愛運を占うためにあると思いがちですが、それだけでなく仕事運や財運、人間関係などいろいろなことを占えるので、応用範囲はとても広いと言えます。
運命周期というのは、運命星によってタイミングが異なりますが、どの人にとっても大殺界は訪れると言ってもよいでしょう。
誰でも等しく運命周期により大殺界が起こるということです。
誰でも起こるわけですから、大殺界に対応するということがポイントになりそうです。
上手い具合に人生のリズムを整えながら、幸せに近づくようにしてください。